アカミノフウチョウ

Wilson’s Bird of Paradise(アカミノフウチョウ)@Indonesia 2015

 

世界にはどうしてこんな進化を遂げたのだろうと首をかしげたくなる鳥がいくつもいますが、そのなかでもトップ3に入りそうな鳥を過去に撮影しています。今回はその日本人撮影者がほとんどいない珍奇な鳥を紹介しましょう。

 

 

アカミノフウチョウ(Wilson’s Bird of Paradise)

写真はダメダメなんですが、動画はバッチリ撮影しています。1996年に初めてBBCによって動画が撮影されたこの鳥は、世界中のバーダーが憧れる鳥です。撮影のためにはパプアニューギニア島の最西端を占めるインドネシアの西パプア州の町から船に乗って2~3時間ほど海を渡った島に行かなければなりません。

その島に渡っても、ポイントまでたどり着くのにかなりの苦労を要します。正直、今までの海外遠征のなかで、というか鳥見人生のなかでもっともキツかった撮影でした。。。 100mほどの長さの崖のような坂をジグザグに歩きながら3本登っていくんですが、冗談じゃなく傾斜は30度なんて余裕で超えています。上から坂を見下ろすと、まさに崖そのものといった感じでした。ポーターを雇って空身で上ってもとにかくしんどかった。。。 地獄のような坂を上ってからも、またひたすら歩きます。アップダウンが結構あって、距離は歩いてないけど体力が削られていく感じでした。

撮影のキツさばかり書きましたが、この鳥はとにかく変です。まず、真っ先に目につく尾羽。何なんだ、このクルクルは!? そして後頸にある黄色の部分、ディスプレイの際にびよ~んと立ち上がります。頭の水色の部分は肌が裸出しています。つまり、この水色は頭の肌の色なんです。よ~く足の色を見ると、実は足も青っぽい色をしています。そして水色部分にある黒い網目模様は羽毛でできています。一体、どうしてそこだけ羽毛が生えてるのか、もはや意味不明です。。。 これ以外にもおなか側は構造色で、きれいな金属光沢の緑色が時おり現れます。

ちなみにこの鳥はあまり長く撮影時間をとらせてもらえません。きっちり保護されているので、鳥への観察圧がかからないようにコントロールされています。極楽鳥の類はディスプレイの際に踊るレックが決まっているため、そのレックさえ見つけられればほぼ必ず撮影できます。だからこそ、そのレックに長時間張りつくと観察圧を与えてしまうので、こうした措置が取られているようです。

 

いつかこの鳥の撮り直しに行くつもりですが、次こそは完璧ショットでリベンジを果たしたいですね~。

 


 

21/Sep/2015 @Waigeo Island, West Papua, Indonesia

Wilson’s Bird of Paradise is one of the strangest birds in the world. I have to retry shooting this someday…

 

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