ワシカモメ

たぶん今季最後のカモメウォッチング

 

お濠のカモメが終わったかと思えば、大物が出たりと気が抜けないカモメウォッチング。とはいえ、もう北帰の時期で、さすがに29日の銚子で今季は終了のつもりです。ゾウゲカモメが出たらわからんけど~(笑)

 

ということで、29日の銚子の成果です。

 

 

ミツユビカモメ(Black-legged Kittiwake)

そこそこ数は見られるんじゃないかなあと期待はしてました。見たのは7~8個体ですが、波崎にも銚子にもいたので、総数は結構いたんだと思います。1wは2個体を確認したかな~。成鳥夏羽はちょっとうれしかった。

 

 

シロカモメ(Glaucous Gull)

シロカモメは何だかカッコいい! たぶん、初列風切が白いということを変に神格化しているせいだろうなぁ(苦笑) 2枚目は2w? それとも3w? いずれにしても、本来ならこれぞシロカモメという気もする(笑)

 

 

カナダカモメ(Thayer’s Gull)

1枚目は1w。2枚目のなかにカナダカモメがたぶん2羽います。でも、寝てたから、わかりやすい初列風切の写真はない。。。 左右に1羽ずつで、右側の方はほぼ100%と思いますが、見つけられますかね? 現場では背の色で即発見できましたが、大きさも若干小さいし、当然、初列風切の裏も白かったです。ちなみにカナダカモメも夏羽では頭がかなり白くなることを知ったので、目星をつけるときでも、あまり頭の斑に頼っちゃいけないですね。やっぱりカモメは総合的な判断が必要だ。

 

 

ワシカモメ(Glaucous-winged Gull)

1枚目は虹彩が中間色というか淡色寄りの3w。ワシカモメの虹彩はほとんど暗色なので、こういう典型的ではない個体が現れると、果たして間違っていないのか?とビビる(笑) やはり圧倒的多数の観察数がないと、自信は持てないなあ。仮に1枚目がワシじゃないなら何なの?と言われると、何かの雑種(この個体ならシロ×ワシ)と思いを巡らせますが、若いだけでも難しくなるのに、雑種も考えるとなると、もう頭がパンクしそう。。。(苦笑)

 

 

タイミルセグロカモメ(Taimyr Gull)

通常、ホイグリンの亜種相当の扱いをされますが、私はクムリーンアイスランドカモメ同様に分けてます。ただ、ヤバいことを知ってしまった。。。 今まで西からホイグリン(Heuglin’s Gull)、タイミル(Taimyr Gull)、セグロ(Vega Gull)と繁殖地のグラデーションをイメージしていましたが、何とこのほかにも細分化すればビルラセグロカモメ(Birula’s Gull)という亜種相当の個体群が存在するのだそう。

さて、この個体は明らかにホイグリンではなくタイミルなのですが、タイミルと分類される個体のなかの大多数は足の色がかなり鈍い黄色をしています。むしろ、足がここまでハッキリ黄色いタイミルは少数派です。まあ、この個体はすでに夏羽なので鮮やかなのでしょうが、真冬でもきれいな黄色い足をしている個体がいることから、何らかの違いはありそうな気がします。しかも、背の色もあまり濃くない個体の方が多く、むしろセグロ的な個体の方が多いですね。

そこでビルラの特徴をいろいろ調べてみると、文献によって様々ですが、背の色はホイグリン、タイミルに比べて薄くセグロ的、もしくはセグロより薄いとあり、さらに足の色はどうやら黄色よりはピンク色に近く、初列風切が長い上に頭の褐色斑もしっかりしているらしい。。。 う~ん、目の前にいたらセグロと判断しそうだけど、著名な学者たちの間でもビルラに関しての記述に若干の違いがあり、これと特定するのは難しそうです。

ただし、地理的には西からホイグリン、タイミル、ビルラ、セグロとなるので、ホイグリンやタイミルが来るならビルラも絶対来てるはず。体型の違いがわからない私にはセグロかタイミルか迷う足色をした個体もいるのですが、地理的にタイミルとセグロの中間にビルラがいるので、そうした迷う個体のなかにはビルラが混じっていたりするのかなあ? こりゃ、セグロやタイミルもまじめに観察しなきゃいけないですね~。

 

 

オオハム(Black-throated Loon)

脇の後ろの部分があまり白く見えてないけど若いオオハムです。ファインダーからはみ出すくらい近くまで来ました。ちなみにこの日はハシジロアビもいたらしいですが、ひと足遅くて確認できず。数日前からいたみたいですね。

 

 

ヒメウ(Pelagic Cormorant)

いい感じで群れてた。

 

 

最後はオマケの風景写真

 

 

カモメは難しい。やればやるほどそう実感するシーズンでした。来季も観察を続けたいと思います。

 


 

29/Mar/2017 @Around Choushi port including Hasaki port, Chiba, JAPAN

It’s time to say good bye to all gulls in Japan. Season was almost finished. I felt adult of Glaucous Gull and Glaucous-winged Gull were very few, so it could be gone. See ya next winter…

 

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