新横浜公園(Shinyokohama koen=Shinyokohama Park)

久々の晴天探鳥

 

久々に晴れたので、晴れたら行こうと思っていたメジロガモを見てきました。アカハジロほどじゃないけど観察頻度があまり高くないカモなので、見れるときに貪欲に見ておくのが定石。ここ数年、都内に現れるアカハジロの雑種と思われる個体の考察にも、メジロガモをたくさん見ることで役に立つこともあります。まあ、ニッチなところの識別をがんばるより、識別が難しい種の典型個体を一見してパッパッパッと判断できるように能力を上げるのが先決なんだろうけど、ニッチはニッチの楽しさがあります。

ほとんどの人が科学的根拠に基づいてあのアカハジロを雑種としているわけではないし、ぶっちゃけ波状斑があるから100%雑種と言えるのか?という疑問もあるわけです。すべてのハジロ属の遺伝子に波状斑を形成するものが含まれているなら、アカハジロにも突発的に波状斑が出現しても不思議ではないし、もし、誰も遺伝子を調べてないなら、波状斑があれば雑種とする根拠はないと言わざるを得ません。

正直、ハジロ属の波状斑に関する遺伝子を調べた人がいるのか、またそれを根拠に雑種と判断する声が上がっているのか、その辺のことも不明。ただ、それじゃあ識別に困るので、私はとりあえず科学的根拠が薄弱、もしくはハッキリわからなくても、世界的多数派の意見に寄せて判断しますけど(苦笑)

 

メジロガモを見てきたという話なのに脱線しちゃいましたが、とりあえず写真です。整理してないから1枚しかアップしないけど。

 

 

メジロガモ(Ferruginous Duck)

観察数が日本以上に多く生息地でもあるヨーロッパの図鑑「COLLINS BIRD GUIDE」には「波状斑は絶対ない」と書いてあり、氏原親子の「決定版 日本のカモ識別図鑑」でもパッと見で波状斑があれば雑種を疑うべきということが書かれていますが、至近距離では確認できることものがあることも示唆しています。

では、この個体はどうかというと、パッと見で波状斑は確認できません。しかし、脇の後方、下尾筒の手前の赤茶色と白色が混じるあたりに何となく気になる部分があります。決して波状斑があるとは言わないけど、波状斑があるようにも見える。まあ、部分的に波状斑が出ることはないと思うので、ただの思い過ごしの可能性が高いですけど。でも、もしかしたら至近距離でしか視認できない波状斑が、偶然、その部分でだけ視認できちゃった可能性もあるわけで。。。 そもそも近年の観察数が増えてきたといっても、日本は本来の越冬地からはだいぶ離れているので、少しおかしいと疑うべき部分はあるのではとも思います。

というように考えていくと、もはや100%の答えなんて出せなくなってしまいます。なので、私はパッと見でほかの部分を一般的基準に照らして問題ないように見えるので、気になる部分を無視してメジロガモとするわけです(てか、それが普通(苦笑))。

何を言っているんだという人もいるでしょうが、雑種の多いカモメやカモでは、本来的には微妙な個体はDNA鑑定でもしない限り種を断定できない、裏を返せば微妙な個体は曖昧な判断基準で識別をせざるを得ないということです。ただ、その曖昧な部分をあれやこれやと妄想するのが楽しいんですけどね~。まあ、もしかしたら波状斑があるかもと疑って見ている私は、ただの変態かもしれないけど(笑)

最後にひとつだけ確かなことは、ニッチな個体の識別をがんばるより典型的な個体の識別眼を養った方がはるかに有用だということ。これは絶対に間違いない!

 


 

18/Oct/2017 @Shinyokohama Park, Kanagawa, JAPAN

It seems no vermiculation but I found doubtful part on side. However it’s impossible to check detail…

 

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