F.N. 20-21/Mar/2020 @Tokyo, JAPAN

 

天気:晴れ

気温:10~15℃

風:西よりの強風

19日の夜発の船で三宅島へ。Short-tailed Albatrossと三宅島の小鳥を見たいという知り合いがいたので、毎年恒例の三宅島探鳥に同行してもらった。20日の早朝に三宅島の三池港に到着。レンタカーを借りて、まずは三宅島近海に集結しているShort-tailed Albatrossを見るために海回りをした。最初にチェックしたのは湯の浜港。車を降りる前から無数のStreaked Shearwaterが見え、肉眼でも高くソアリングする鳥を確認できたが、双眼鏡をのぞくとShort-tailed Albatrossが一面に無数に飛んでいるのを確認できた。この瞬間にパッと端から端までスキャンして確認した数は、これまでの人生で見てきたShort-tailed Albatrossを超えたに違いない。信頼できる同行者のカウントでは、ざっと120+。体感的にはもっといたのではないかと感じた。

30分ほど圧倒されながら観察したあと、西風で島にくっついている個体がいるのではないかと島を反時計回りに進んでみたが、途中の伊豆岬付近で十分写真として耐えうる距離を無数に飛ぶShort-tailed Albatrossを発見した。とはいっても、最短で200mほど。被写体が大きいので何とかなるが、かなり距離があるのに変わりはない。一番の至近距離を飛んだかなり若い個体は右脚にメタルリングをしていたが、角度の問題でハッキリとは読むことができなかった。とはいえ、ヘタな航路よりは圧倒的に鳥が近く、昨年生まれと思われるかなり若い個体から、亜成鳥、成鳥まで様々な個体をヒマすることなく撮影し続けることができた。

ちなみに2日間の島滞在中、島からの観察でBlack-footed Albatrossはゼロ、Laysan Albatrossも同行者が1個体見たというだけで、視界に入る無数のAlbatrossは99%以上がShort-tailed Albatrossではないかと推測された。なお、同じ場所でも干満や風などによって鳥が離岸しているようで、観察中も時間によって近い個体数には波があった。

伊豆岬のあとは島をさらに反時計回りに回って錆ヶ浜港などを見てから、10時半くらいに大路池へ。しかし、この日はかなりの強風と低温のせいか小鳥の活性は低く、Izu Thrushは大路池への入口付近でチラ見した程度。大路池への道を下っていく途中もJapanese Robin(L.a.tanensis)やIjima’s Leaf Warblerの声は聞こえず。迷子椎で折り返してから、少しずつ風が弱まり気温も上がったことで、多少は愛想がいいJapanese RobinとEurasian Wren(T.t.mosukei)を観察できた。結果、この日の大路池はJapanese Wood PigeonとIjima’s Leaf Warbler以外は、一応、観察することができた。

12時くらいには大路池をあとにして、昼食を買いにスーパーを経由しつつ、再び伊豆岬へ。前述している通り、午前中とは打って変わって鳥たちが離岸している様子だったが、行くところもないので観察を続けたが、やはり微妙だったので島を当てもなく回ってみたが、午前中ほどの状況には遭遇できず。15時過ぎには夕食を買って宿へチェックインを済ませてから、今度はテキトーに海への道を見つけては下りるを繰り返し、最終的に北東の名もなき岩場に出た。ここからはShort-tailed Albatrossをほどほどの距離で無数に観察できて、1日を締めくくるには十分な成果を上げることができた。本来はナイトバーディングが真の目的だったのだが、この日の夜は強風が収まらなかったため、ナイトバーディングは中止した。

翌朝、宿の周辺はIzu Thrushが多いことで有名な場所だったので、同行者には朝食前に探せば見つかるとだけ伝えて7時近くに起床したが、狙い通り、同行者はIzu Thrushをしっかりゲット。朝食後に伊豆岬へ行ってみたが、前日の午前中ほどの成果は期待できなかったので、この日は早めに大路池へ向かった。まずは入口のバス停付近でOwston’s Tit、Warbling White-eye(Z.j.stejnegeri)をゲット。さらにアカコッコ館の駐車場から道路を挟んだ道でJapanese Robin、Owston’s Tit、Warbling White-eye、Meadow Bunting、Grey-capped Greenfinchを観察。その後、大路池への道では前日とさほど変化はなかったが、小鳥以外ではEurasian SparrowhawkがEurasian Wrenに突っ込むところを観察した。狩りは失敗に終わったが、なかなかいいシーンに遭遇できた。

その後は前日の好ポイントを回ってみたが、やはり前日越えはなし。Pelagic Cormorant、Eastern Buzzard、Western Ospreyを追加して、昼食後、帰るために三池港へ向かった。この日の早朝、三池港ではShort-tailed Albatrossが港内に浮いていたらしいが、当然ながら13時過ぎ時点では沖を無数に飛んでいるのが見えるだけ。方角的には御蔵島方面に多く見え、帰りのフェリーの航路上にたくさんいたように見えたが、ツアーで乗っていた知り合いのガイドに聞いたらイマイチだったようだ。

フェリーに乗船後は30分ほどがゴールデンタイムになるかに思われたが、全くの期待外れに。。。 30分もしないうちにShort-tailed Albatrossの気配は消え去り、その後はBlack-footed AlbatrossとLaysan Albatross、ほかにRed Phalarope、Japanese Murrelet、Northern Fulmarが出た。出の方は悪くはないが、良くもなく。。。 伊豆大島手前でピークを迎えたが、大島沖ではだいぶ収まっていた。大島を過ぎて館山を過ぎたところで終了。結論として、三宅島から観察した方がはるかにいい結果だった。

 

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