Naumann’s Thrush (31/Jan/2020 @JAPAN)

 

Naumann’s Thrushは個人的に今まで観察機会が極端に少ない鳥だった。そういうわけで写真も乏しく、最後に見たのは何年前だったか思い出せないほどだ。もともとDusky Thrushの亜種とされていたが、形態的にはNaumann’s Thrushの成鳥を見たら誰もが別種だと思うほど色が異なる。もっとも、遺伝子レベルで種を見るのが当たり前になった以上、形態だけで種を論じるのはナンセンスだ。この2種が種分化された経緯は詳しく知らないが、亜種を別種にわけたのだから、おそらく遺伝子レベルで調べたのではないかなあと思う。

この日はNaumann’s Thrush x Dusky Thrushの交雑ではないかと推定される個体も観察したが、交雑こそ形態だけで両親を判断するのはナンセンスだろう。いい例として、ある博物館で長年保存されNorthern Pintail x Baikal Tealの交雑個体と思われていた標本が、遺伝子を調べたらMallard x Baikal Tealだったという話を読んだ。カモメ類やカモ類は交雑が多いが、ツグミ類も交雑個体は結構いるので、いったい、何と何の交雑個体なのかと想像をめぐらせるのはおもしろい。しかし、結局、答えがわからないのはもどかしいところだ。

ちなみに私がNaumann’s Thrush x Dusky Thrushの交雑を疑った個体は、①尾羽に赤みがない、②胸から腹、下尾筒にかけての斑が中途半端な赤みのほt褐色、この2点から形態的に推定した。交雑個体の両親を形態だけで判断するのはナンセンスだと言いながら、結局、一般的にはこれしか方法がないので「推定」という形でお茶を濁すしかないのが野外観察の限界だ。

 

Naumann’s Thrush(Turdus naumanni)

 


 

31/Jan/2020 @JAPAN

Naumann’s Thrush is not rare but not common. If you check more than handreds of Dusky Thrush, you might get 1 Naumann’s Thrush in Japan. Naumann’s Thrushs are known as making hybridization with Dusky Thrush and Red-throated Thrush etc.. So sometimes we can see difficult individuals to identify..

 

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