危ない不倫調査

 

「浮気、不倫、W不倫、すべてのセクシーの生みの親」なんていうフレーズをお笑い芸人に扮して言い放った俳優がいたけど、世の中にはこうした行為が溢れています。昨夜はそれをまざまざと実感させられる出来事がありました。

事の発端は火曜日。突然、知り合いから電話がかかってきて、不倫調査を手伝ってほしいと言うのです。要は尾行要員が足りないので、来てくれないかということでした。そんなことはしたことがありませんが、仕事柄、やろうと思えば簡単にできるのはわかっていたし、電話をしてきた知り合いも、それをわかっていて依頼してきたに違いありません。帰省中だったので東京に戻るのは面倒だったけど、電話してきた知り合いがいつになく真剣だったので、しょうがないかと手伝うことにしました。

概要は電話してきた知り合いの友人の同期の男性の奥さんが夫の不倫を疑い、その調査依頼を私の知り合いが受けたというもの。不倫相手の女性については、奥さんもおおよそ見当がついているようでしたが、決定的な証拠が欲しいということでした。

不倫調査は丸の内にある大手企業に勤める男性が本社ビルから出てきたところからスタートしました。ことの顛末をザックリ書くと、ビルから出てきた男性は退社後30秒で不倫相手の女性と合流。夫は奥さんに会社の飲み会があると説明しており、調べたところ確かに夫の会社のスケジュールでも夜は懇親会の予定が入っていましたが、どうやらすべてはウソで塗り固められたものであるらしいことは調査開始30秒で察しました。

案の定、2人は会社の同僚と合流することもなく、そのまま一緒に銀座の高級レストランへ入っていきました。その後、奥さんに女性の顔を確認してもらったところ、夫と同じ会社で働く女性で奥さんも顔見知り、さらに当初から不倫相手として疑っていた女性だということが判明。3時間近くレストランに滞在したあと2軒目には寄らずに、そのまま徒歩でホテルへ向かい、チェックインを済ませて高層階の部屋へと消えていきました。あまり気は進まなかったけど、奥さんからの依頼を代行する形で一連の行動はすべて記録し、データとして奥さんに提出しました。恐らく奥さんは昨晩、寝られなかったのではないかと思います。

今回の調査中、改めて思い知ったのは、そこらじゅうで不貞行為が溢れていること。まあ、それくらい知ってはいますが、夜の銀座を観察していれば、いくらでもそのような疑いのある場面を目撃することになります。そもそも不倫していた2人が入ったホテル自体、知っている人は知っている不倫ご用達のホテル。ホテル前に突っ立っていると、中国人観光客も多いけど、それに負けないくらい次から次へと不倫カップルと思われる人たちも中へ消えていきました。

話は戻りますが、奥さんはこの調査結果を見て、前へ進む決心がついたと話しています。つまり、離婚に向けた心の準備ができたということでしょう。そもそもこの不倫、夫は奥さんにバレても構わないという意図があったように思います。なぜ奥さんに疑われたかといえば、共有のパソコンにホテル予約の履歴が残っていたり、指輪のプレゼントを買った形跡があったから。そしてこの日は、密会していた女性の誕生日でした。すべてがわかりやすく一致する事案。2~3か月前からこうした兆候はあったようで、夫は言い逃れできない状況に追い込まれたと言っていいでしょう。

また、老舗の大手企業は特に多いのですが、男尊女卑と言っても過言ではない企業風土が夫の務める会社にもあり、ここ2年ほどはその企業風土に起因したと思われるモラルハラスメントに奥さんは悩んでいたようです。そうした状況を一転させるべく、夫に痛烈なカウンターパンチを浴びせようと奥さんを一念発起させてしまったのも、この不倫がバレた原因でしょう。

 

私は不倫する側、される側、どちらの肩も持つつもりもありませんが、不倫するからには、相応のリスクを負うことを覚悟しなければいけないと思います。不貞行為をした側が離婚の際に慰謝料を払うのはもちろん、結婚期間に応じて財産分与で多額の資産も持っていかれます。子供がいれば、養育費もかかるでしょう。そのリスクを負う覚悟がないなら不倫はやめた方がいい。何より不倫された側は心の傷を負うことになるかもしれません。今回の奥さんも証拠となるデータを受け取ったあと、「精神的に不安定になるかと思いましたが大丈夫でした」といった主旨のことを言っていましたが、たぶん大丈夫ではないです。そう考えると、やはりやめておいた方がいいでしょうね。

 

鳥の話でもなければ時事ネタでもない話でしたが、これだけ芸能界でも不倫が取りざたされる世の中。別に今に始まったことではないけど、改めて多いなと実感します。みなさんも私に調査されることのないように気をつけてくださいね(笑)

 

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